上映無事終了&連載開始

『モンブランの女』の新宿テアトル上映が無事終了しました。
ご覧くださった皆さん、ありがとう。
好評で嬉しいです。
次の上映も決まり次第、お伝えしますね。

来週11月1日(日)からはスポニチで小説を連載します。
デビュー時にプロットだけ書いてあたためていた(半分忘れていた)
作品なのですが、当時ではなくいまの自分で書けて良かった。
挿絵は今回も大好きな大柴宗平さん。

火曜日の深志美由紀ちゃん、大泉りかちゃんとの「お悩み相談室」、
水曜日の官能小説紹介コラムも、ぜひ読んでくださいね。
木曜日は関西版限定でコラムも書いています。

さて、ついに仕事場に暖房器具を出しました。
我が家は木造家屋なので、夏は涼しいけど冬が寒い。

これからの季節は、仕事前に暖房、加湿器、ホット座布団を点け、
レッグウォーマーとモコモコスリッパを装着し、
ホット珈琲か緑茶か梅干し茶を淹れて……朝から大忙し。
お風呂の幸せ度は日々高まっています。

『モンブランの女』10月22日(木)上映

OP PICTURES+フェス2020@テアトル新宿で、
『モンブランの女』が上映されます。

テアトル新宿
10月22日(木) 20時50分〜

予告編


大きく観られる直接リンクはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=qOnJH-nv83s&feature=youtu.be

出演:奥田咲、涼南佳奈、加藤絵莉、那波隆史、小滝正大、
    細川佳央、稲田錠
監督:髙原秀和
脚本:宍戸英紀、髙原秀和
原作:うかみ綾乃

過去のある女と男の、生命をかけた性愛ドラマ。

手前ミソながら、とてもいい作品に仕上がっています。

新型コロナ禍下で、
今年の「OP PICTURES+フェス2020@テアトル新宿」は
上映回数を減らし、舞台挨拶も無し。
でも開催されるだけで素晴らしい。

木曜日の20時50分という遅めの時間ですが、
ご都合のつく方はぜひ観ていただけると嬉しいです。

冬からも全国で順次公開予定。

原作「モンブランを買う男」はAube Booksで配信中。

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aubebooks.com↓
https://www.aubebooks.com/downloads/038-montblancwokauotoko/

AmazonでのKindle版はこちら↓
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%86%E7%94%B7-Aubebooks-%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%BF%E7%B6%BE%E4%B9%83-ebook/dp/B089GP1NW5/ref=sr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%BF%E7%B6%BE%E4%B9%83&qid=1601731611&s=digital-text&sr=1-6

《作品紹介》
永浦は身を横向きにして、涎でぬらついた玲子の頬を優しく撫でてくる。「おまえの中で、イキたい」その言葉がじんと、胸を蕩かす──三年前流れ着いた倉庫街のコンビニで働く玲子の前に、ある日突然現れた男、永浦は倉庫勤めの帰りに、三日に一度モンブランを買っていく。お互いに世を忍ぶふたりが、距離を縮めるのにさして時間はかからなかった。残してきた子供と横領事件。それぞれに切ない過去が交差するとき、時が動き出す。異形の愛は一気に激しく燃え上がり──「まん・なか You're My Rock」でコンビを組んだ高原秀和が再びメガホンを取り、「悶憮乱の女 〜ふしだらに濡れて〜」として公開、絶賛された映画原作。著者、情愛短編の金字塔!


読んでから観ても、観てから読んでも楽しんでいただけると思います。

宝山寺万燈会と、こちらとは関係のない虫の話

毎年行われている奈良の生駒聖天宝山寺のお彼岸万燈会も、
今年は新型コロナ禍で中止。

こちらはぼやけていますが、昨年撮った写真。

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日本で初めてつくられたケーブルカーに乗り、
長い階段をのぼりながら、
地元の芸術家さんから子供たちまで、
いろんな方が絵を描いた燈篭を見たり、
お寺で甘酒を飲みながら、箏や太鼓の演奏を
聴くのが楽しみだったのです。

こんな世情だから仕方がありません。
来年は無事に開催されますように。

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ところで、宝山寺の話の後に申し訳なく、
ゴキの苦手な方にも恐縮なのですが、
先日、駅ビルのエレベーターに乗ったら、
壁に真っ黒なゴキさんがおりまして……

久しぶりに恐怖で心臓が止まるかと思いました。
動かないで……お願い、こっちに来ないで……

そしてその後、お会いした方々に、
いまこんなことがあって、と話したら、
一気にゴキトークで盛り上がる盛り上がる。

たとえ初対面の人とでも、
必ず盛り上がるのがゴキトーク。


強烈だったのは、ある女性のお話。

その方は20代の頃、念願だった憧れの街のマンションに
引っ越したところ、
真夜中にブンブンと騒々しい音で目覚めたそうです。

はっと見回すと、部屋中、ゴキが羽音を響かせて飛び交っており、
その数およそ2〜3百匹。
わけがわからずパニック状態になって隣のキッチンに逃れると、
そこでは黒光りするゴキの山が、床もシンクもこんもりと埋め尽くし、
モゾモゾガサガサと蠢いていたとか。

その部屋は、その街のゴキが夜に集まる巣だったんですね。
すぐに引っ越しましたが、一週間ほど蕁麻疹に悩まされ、
いまもその夜のことを夢に見るそうです。


ほかの方の話では、食堂で巻き寿司を食べていると、
珍しく黒く香ばしい具が入っており、
なんやろこれ、美味しいな、と食べ進んでいたら、
その具の半分ほどで、あ、ちが、これゴ…と
気づいて卒倒しそうになったとか。

食べたら美味しいとは聞きますけど、うーん、
積極的に試す気には、到底なれません。


とはいえ、ゴキを見ると、楽しく蘇る思い出もあります。

子供の頃、リビングでテレビを観ていると、
隣のダイニングで、両親が派手な喧嘩を始めたんです。

父は非常に気性が激しく、弁舌巧みに怒鳴り倒すし、
母も若くていろいろ溜まっていたのか、珍しく大声で喚いており、
私は、うっわー、マジ喧嘩や、どうしよう、と
緊張して半泣きでいたのですが、
怒鳴り合いがますますヒートアップしたさなか、
父がいきなり「うわっ、ゴキブリや!」
母も「えっ、どこ!」

キッチンの隅を、一匹がちょろちょろしていたようで、
父「なんか叩くもん持ってこい! 俺が仕留めたる!」
母「そっち行きましたよ、あっ、飛んだ!」

ふたりでめっちゃ一致団結してゴキを追いかけ、
1分くらいの格闘の末、見事にやっつけて、
「よっしゃ、やったで、びっくりしたなぁ」
「びっくりしましたねぇ」
「汗かいたわ、水割りもう一杯」
「はいはい、ニラ玉もつくりますか」と、
喧嘩のことなど忘れて、また笑い合って晩酌を再開しており、
私は子供心に、ゴキありがとう、と手を合わせたものでした。


ほのぼの話で言うと、新宿のゴールデン街には
真っ白なゴキがいて、幸福のゴキと呼ばれているそうです。
一度お目にかかってみたいものです。

「モンブランの女」10月に上映

新型コロナ禍で延期されていた「OP PICTURES+フェス2020」の
開催が決定されました。

うかみ綾乃原作、高原秀和監督の「モンブランの女」(15R版)も
上映されます。

10月16日〜29日。
東京・テアトル新宿。

18R版の予告編↓



直接リンクはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=IQPjA7V29TM&feature=emb_logo

スケジュールの詳細は改めてお知らせしますね。

原作「モンブランを買う男」はAube Booksで配信中。

038_montblancwokauotokoc.jpg

aubebooks.com↓
https://www.aubebooks.com/downloads/038-montblancwokauotoko/

AmazonでのKindle版はこちら↓
https://www.amazon.co.jp/dp/B089GP1NW5

《作品紹介》
永浦は身を横向きにして、涎でぬらついた玲子の頬を優しく撫でてくる。「おまえの中で、イキたい」その言葉がじんと、胸を蕩かす──三年前流れ着いた倉庫街のコンビニで働く玲子の前に、ある日突然現れた男、永浦は倉庫勤めの帰りに、三日に一度モンブランを買っていく。お互いに世を忍ぶふたりが、距離を縮めるのにさして時間はかからなかった。残してきた子供と横領事件。それぞれに切ない過去が交差するとき、時が動き出す。異形の愛は一気に激しく燃え上がり──「まん・なか You're My Rock」でコンビを組んだ高原秀和が再びメガホンを取り、「悶憮乱の女 〜ふしだらに濡れて〜」として公開、絶賛された映画原作。著者、情愛短編の金字塔!


いろいろ動きだしている。
10月は栗が美味しい季節でもありますね。
多くの方に観ていただきたい。

『zk/頭脳警察50』『多岐川装子 金子みすゞ』

『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』『多岐川装子 金子みすゞの3三篇の詩によせて』

なんだか暑いな、と思っている間に蝉が鳴きはじめ、
最近はその声を聞かなくなったな、と思っていたら、
虫にも快適な温度があるようで、ちょっと涼しくなるとまた鳴きだし、
昨夜はどこからかカナブンが家の中に侵入し、
廊下でブンブン飛び回り、真夜中に格闘すること数十分。
虫たちはまだまだ夏を満喫している模様。


いつもとは違う夏のさなかに、刺激を受けた二作品があります。

★『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』

予告編


直接リンクはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=OTmf98SKEQ4


闘いとあらがいと、とてつもない許容に満ちたドキュメンタリー。

これを観て、年齢に関係なく、生き方が変わる人もいるだろうし、
自分の人生の振り返り方が変わる人もいるかもしれない。

誰かが、なぜそのとき闘うかって、
それは自分なりの愛を信じているから。
そして、こうするしかないから。

映画内で歌われている中で、私がいちばん好きなのは
PANTAさんの『七月のムスターファ』。

ムスターファとは、イラクの大統領だったサダム・フセインの孫。

イラク戦争が開戦した2003年の7月、14歳のムスターファは、
父のクサイ・フセインと、叔父のウダイ・フセイン、
4人のボディガートといるところを、
200人のアメリカ兵に包囲されました。

数時間に及ぶ銃撃戦。
銃弾が飛び交い、父も叔父もボディガードも撃たれます。
少年である彼は、泣き叫ぶことも許しを乞うこともできたはずでした。
でも、彼はたったひとりで、アメリカ兵と闘いました。
ボディガードの銃弾を奪い、父の死骸を盾にして、
最後まで闘い抜きました。

なにが正義か、ではない。彼のことを、ただ憶えていてくれ。
そう叫ぶように、PANTAさんがたったひとりで、
クリミアの聴衆の前で弾き語りするシーンが圧巻。


頭脳警察の音楽面、エンターテイナーとしてのお姿が
掘り下げて描かれているのも素晴らしい。
でも、折々で吹き出すシーンもあり
(TOSHIさんが、戸籍が抹消されたことに気づかず、
数年間ふつうに暮らしていたとか)、厚みのある100分弱。

あらゆる世代の、いろんな人が、
胸を刺すフレーズに出会うと思います。


個人的にも、観ながら思い出すこともあり、
たとえばイラク戦争時、私はじゃがたらのOTOさんのサウンド
プロデュースで『綾音』というアルバムをつくっていたのですが、
この頃、ミュージシャンの多くが人間の盾でイラクに行ったり
平和活動をしたりして、OTOさんも
「綾ちゃん、僕いま音楽どころじゃないんだよ」とどこかに行き、
レコーディングが一年以上も中断され、
もちろんそんなの存分になさっていただきたいですが、
私的には、会社との契約的にちょっと大変で、
一回だけ戻っていただければ嬉しいですが……
あぁでも連絡がつかない、ご無事なんでしょうか、
と困ったこともあり。

その後、音楽を離れて専業作家になってから、
仕事で行ったある現場で、そこを仕切っている人が、
じゃがたらの元メンバーさんだったりとかで、
ほんと人生いろいろだなぁと思うことしきり。


★多岐川装子『アートにエールを!東京プロジェクト』

(↓この画像は、私がリンクの仕方がいまいちわからず、
繋がっていないんです)
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直接のリンクはこちら!

https://cheerforart.jp/detail/3944


金子みすゞさんの詩に、金益研二さんが曲をつけた3曲。
彼女の自宅で録音、録画されています。

金子みすゞさんの時代から、いまの時代に、
歌いかけているような伸びやかさが凄い。

多岐川装子のブログ

https://ameblo.jp/mama-love-jofre/entry-12620130275.html

3曲めの『わたしと小鳥とすずと』
「みんな違って、みんないい」
とっくに知っていたこのフレーズが、
初めて聞いたように真っ直ぐ胸に入り込んでくる。

映像のバックには、お父様の描かれた絵。
私も装子ちゃんもヤンチャなお父さんを持ち、
なんだかんだ、それが誇り。
齢を重ねるごとに、反抗するものと受け入れるものが、
いい意味で曖昧になる。

脳の機能は、年齢を重ねるにつれ、いろいろ落ちる一方で、
他者への想像力だけは、死ぬまで上がり続けるのだとか。
生きている分だけ、自分なりに想えるものがたくさんあればいいな。
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