『日曜日、すずは口笛を吹いた』

福島県を舞台にした映画『トテチータ・チキチータ』で、
2013年「日本映画批評家大賞」の「新人監督賞」を
受賞なさった古勝敦さん。

http://totecheeta.jimdo.com

東日本大震災後、サテライト校
(避難区域に指定された場所に所在するため、
 区域外に移動、または集合させた学校のこと)に通う少女と、
恐竜を主人公にした、人々のささやかで切実に生きる日常、
そのぬくもりを描いた作品です。

その古勝敦さんが今回、吉本興業がプロデュースする地域発信型映画、
『日曜日、すずは口笛を吹いた』をお撮りになりました。

http://www.yoshimoto.co.jp/sumimasu/chiiki_eiga/localmovies/2014/05/post-kagoshima.html

約32分間の、きれいなきれいな映画です。
出演なさっているのは、地元奄美大島の方々がほとんど。
皆さんの佇まいが、美しく勇壮な景色のひとつになっています。

以前、地球のあらゆる場所を空から撮影した写真を
見たことがあります。
そのとき、人間が建てた家々の形や色、海岸のパラソルの並び、
山を削り、海を埋め立てた跡、すべてが、
昆虫のダンスの跡や、群れた巣の形状と同じ、
生物が生きることによって生まれるデザインなんだと感じました。

古勝敦さんご自身も奄美大島のご出身。
映像と光の美しさをご堪能いただきたいです。
観た後は、ストーリーの続きをにっこりしながら想い浮かべてしまう、
心のあたたかい場所に残る映画。
DVD発売、iTunes Storeでのダウンロード販売が開始されています。


古勝さんとは、私が音楽をやっていた頃に、
何度かお仕事をしたことがあって、
住まいと仕事現場がお互いに離れたいまも、
『蝮の舌』(小学館)や『ドミソラ』(幻冬舎)を出すたび、
感想を送ってくださったり、上京された折にお酒をご一緒したり。

『トテチータ・チキチータ』を思い出すといつも私は、
PPMの『パフ』を自然と口ずさんでいます。
この作品のプロデューサーでスタイリストメイクの古勝たつ子さんが、
福島出身で、この歌を好きでした。

当時、たつ子さんと私はお金のないオーディオメイトで、
(周りのオーディオファンは、一千万超は軽く注ぎ込んでいたので、
 ふたりで必死に、数千円台のケーブルとかの情報交換をしたり、
 互いの家で視聴会を行ったりしていた)
私はJBLのスピーカーを買うために、古勝さんの事務所で
短期アルバイトをさせていただいたりとか。
懐かしい。

最近、人さまの作品の紹介ばかりしているなぁ(笑)
でも、大好きな方々のご活躍は本当に嬉しい。
よし、私も仕事しよ。
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