アルバール作品二本立て、舞台『ファンドとリス』。圧倒されるひとときでした。いい意味で、とっても気持ちの悪い作品。親子関係、SM、暴力、終わりの無さ。演出の古勝さんが二本立てにすることで、なお気持ち悪さを癒着させています。観る者に「こうですよ」と結論を与えず、ひとりひとりの心に残る作品に仕上げている要因のひとつは、森下くるみさんの透明感。色のない存在感が素晴らしいです。もうひとりの女優さん、村松恭子さ...
圧倒されるひとときでした。
いい意味で、とっても気持ちの悪い作品。
親子関係、SM、暴力、終わりの無さ。
演出の古勝さんが二本立てにすることで、
なお気持ち悪さを癒着させています。
観る者に「こうですよ」と結論を与えず、
ひとりひとりの心に残る作品に仕上げている要因のひとつは、
森下くるみさんの透明感。
色のない存在感が素晴らしいです。
もうひとりの女優さん、村松恭子さんの
アクの強い演技にも惹き込まれる。
公演は日暮里のd倉庫で、30日まで。
お時間のある方はぜひ足をお運びください。