春日大社と奈良護国神社へ

今日は奈良春日大社と奈良護国神社へ初詣。

春日大社は2016年、社殿がきれいに造り直されて、
その間、べつの社殿に仮住まいしていただいた神様たちに、
また本殿にお帰りいただく「正遷宮」が行われました。

そのとき、ご本殿の玉砂利を入れ替えする「お砂持ち行事」には、
私も参加。

そんなイベントがあったおかげでしょうか、
今年の混雑ぶりは、
春日大社に通って40年の私にとって過去最大。

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鹿さん、鹿さん、私たち、一時間半も人間ラッシュの
参道に立っているのだけど、まったく列が進みません。
すぐ目の前で東京弁のカップルがイチャついてはって、
こっちで母が私に「端っこは寒くない?」と訊いたら、
その会話を彼氏が拾って「寒くない?」と、彼女の肩を抱きはるの。
あー早くお神酒であったまりたいわー。

でも今年のお正月もあったかいなー、
お正月はもうちょっと寒いほうが
キリッと気持ちが引き締まって好きやねんわー、

などと言っていたら、本当に社殿に近づくごとに
空気がひんやりとしてきて、
やっぱり腰冷えるし、カイロ持ってきたら良かったし、
いまの奈良の気温ってどんくらい? とスマホを出したところで、
列が突然、ゾロゾロと動きはじめました。

わー、やっと本殿に辿り着いた!
塗り替えられたお姿を写真に撮ろう!
とスマホを向けたら、今度はスイスイと列が順調に進みすぎて、
あれあれ、とりあえずカシャ、おっと足元が…今年の初つまづきです。

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杉の大木が青空にのびのびー。

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お参りをして、お守りを買って、ソフトクリームを食べて、
大好きな神社で新年の誓いを述べるのは、改めていいものです。

もう一箇所、必ず初詣に行くのは、奈良護国神社。

うちの亡父が司法浪人生だった時代、
春日大社と奈良護国神社と薬師寺にお参りに行って、
「今年こそ受からせてくれ。受かったら毎年、初詣に来たる。
お賽銭も弾んだる!」と約束したら、
本当にその年に受かって、
以来毎年、足を骨折しても38度の熱が出ても、
這うようにして来ていた神社&寺のひとつです。

特に春日大社と奈良護国神社は近かったので、
家族やご近所さんたちと、ピクニックにも来ていた場所。
今日はその当時、ご近所だったおばちゃんと、
弟の同級生と偶然バッタリ。
わー、幸先良い新年です。

この神社にはちょっとイケメンの青龍くんと、

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ちょっと、というかかなりおマヌケな青龍っちと、

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仲良さそうな玄武ぴょんと、

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目がイッている朱雀ちゃんと、

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ボンクラそうな白虎さんがいます。

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愛しい。
そしてこんなに写真を撮っても、人が写り込まない護国神社、
この閑散と殺風景な空と大地しかない豊かな場所、これぞ奈良です。

春日大社でももっと写真を撮ったのですが、
どうしても人が写り込んでしまい、
私、自分も自分の書くものもモザイクを入れられてきたせいか、
人の顔にモザイクを入れるのが嫌なのでアップしませんでした。

護国神社では三が日の間、神社内の倒木も焼かれ、
スギやヒノキ、サクラ等の香りのする煙の中、
この付近の湧き水でつくられたお酒もふるまわれます。

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ふわん、いい一日でした。
締切りが迫っていますけど。
人間ラッシュに揉まれながら、ときどき追いつめられた心境になりましたけど。
いいや、それでも。
会う人にだけは笑っていよう。

さて、1月8日に、『蝮の舌』が、悦文庫で文庫化されます。

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《あらすじ》
生田流箏曲天道会の家に生まれ育った美人姉妹・京香と清香は四年に一度の祭事≪蝮をどり≫を目前に二人を支配しようとする箏奏者・笠原と禰宜・稲川の卑劣な罠に堕ちる。姉に嫉妬心を持つ清香は稲川の甘い誘惑に身を売り、笠原に呼び出された京香は計ったように現れた稲川に追いつめられ、二人の巧みな淫戯で嬲られてゆく。祭事当日、舞台が炎上し、姉妹を見守ってきた使用人・政巳は京香の手を取り蝮の棲む森へ踏み入る。京香の本能は剝き出しとなり――。団鬼六賞大賞受賞作が遂に文庫化!


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