盆提灯

関西では今日8月15日がお盆。

我が家は浄土真宗なので、仏さまはお盆だけでなく、
いつもおそばにいらっしゃる、という教え。

でもせっかくの季節ものの行事。
お坊さんをお呼びして、お盆の読経をあげていただいたり、
提灯を飾るのも、気が引き締まる作業。

こちらは大内行灯とも呼ばれる、一対の回転行灯のひとつ。
中で模様を透かした灯りが、ふたつそろってくるくる回ります。

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ちなみに提灯は「一個」のほかに、
「ひと張り」、「一台」、などとも数えるのだとか。
骨組みに紙を張ったものだから「張り」。
格好いいなぁ(今度なんかで使おう)。

でも決まった数え方というのはなくて、
地方地方での、人々の暮らしに合った提灯や数え方が、
長い歴史の中で生まれたんですね。

吊るすタイプもあったり、
(岐阜提灯。御所提灯とも呼ぶようです)

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可愛らしいスタンドタイプもあったり、

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こちらは住吉提灯。
長さが私の肩くらいまであって、
でっかいなぁと思っていたら、九州のほうでは、
もっと長い提灯をずらりと飾ることもあるのだとか。
見てみたいなぁ。

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子供の頃、高知でお盆を過ごしたときは、
夕方から親戚一同が、一族の墓の周りに、
蝋燭で灯す提灯をたくさん吊るし、
大人たちは、茣蓙にお酒とご馳走を広げて大宴会。
子供たちも、その日だけは段ボールのジュースを飲み放題で、
賑やかな楽しい夜でした。

地方によって、提灯は盆の終わりに燃やしたり、
海や川に流したり、翌年に燃やしたり、とさまざま。
最近は我が家のように、毎年飾って、仕舞う、
というエコなお宅も多いのではないでしょうか。

今日も朝からお参りに来てくださるお客様がいらっしゃり、
仏様が引き合わせてくださるご縁に感謝。
午後はお墓のほうにお参りし、
帰りに入ったうどん屋さんがとーっても美味しくって、また感謝。
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