『がむしゃら』DVD発売記念ツアー

ずっとパソコンの前にいると、
だんだん書いているとき以外の生活行動の記憶が
なくなってきて、
そのうち書いたことさえ憶えていなくなる。
原稿の内容は憶えているのに。脳味噌の不思議。

クリスマス母の焼いたチキンとワインが美味しくて、
お世話になっている電器屋さんのくじ引きで
お米が当たって嬉しくて、
宇野昌磨くんの演技が素晴らしかったです。
アムロはホワイトベースに初乗りして、
ブライトさんに「やるしかないんでしょう」と言い放っていました。

気がつけば昨日は27日。
安川惡斗さんの
『がむしゃら』DVD発売記念東名阪ツアーの最終日、
大阪ロフトプラスワンでの上映会&トーク。

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18時からはじまって、『がむしゃら』と『がむしゃらその後』の
上映、そして間を挟んでのトーク2本。
椅子の埋まった客席も熱くて、
たっぷり濃密な4時間でした。

『がむしゃら』を観るのは二回目だったけど、
今回はいっそう涙腺が崩壊したー。

引退試合がはじまる直前、
白いガウンをまとって会場に向かう彼女は、
まさに彼女がなりたかった「サムライ」そのものだった。

辛い中学生時代を過ごし、夢だったヒールレスラーになり、
それも相手選手のルールを超えた所業によって
断念せざるを得なくなり、いまは女優業をはじめた彼女。

取材でもトークでも、言葉をとても持っている人との印象なんだけど、
どれも真っ直ぐ心に入ってくる。

私たちも常に、場所や相手によって、そのときにふさわしい自分を
演じるところがあるけれど、
演じながら嘘をつかないでいるのは難しい。
だけど彼女は、いまそこで自分が吐き出せるいちばんの言葉を、
常に心底まで潜って探し出そうとしている。

『がむしゃらその後』が終わりに向かうに従って、
彼女の顔つきに自負のようなものが浮かんでくる。

上手くいかないときって、上手くいかない癖ができてしまう。
愛されない癖、頑張っても報われない癖、
「やっぱ駄目かーあはは」癖。

でも彼女は諦めない。
諦めなければ、すべての人が夢を叶えるかというと
決してそうではないけれど、
病気によって人の3倍、疲れやすい身体なら、
人の4倍、5倍、身体を鍛える。
ひたすら前を見ている。

トークでは、今年、600人の中学生の前で講演し、
その後の彼らのアンケートを読んで涙した、との話が
胸に刺さった。
大人の人たちに、「あの中学生の頃があったからいまがあるんだよね」と
言われるのも、そうだなと思うけど、
いま中学生である彼らの言葉によって、
中学時代の自分が報われた気がした、と。

イベントの後はサイン会が行われ、
会場を出たのは11時過ぎ。
スタッフさん含めて向かったのは、
会場の方のオススメのホルモン屋台。

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ホルモン、とろてっちゃん、アカセン、ハラミ、塩タン、キムチ、
そのほかもろもろ、ぜんぶ美味しかったー。

お隣に肩だけ写っているのは高原秀和監督。
私の『姉の愉悦』(幻冬舎アウトロー文庫)の映画『溺愛』の
監督さんでもあります。

たっぷり呑んで食べて喋って、〆は道頓堀の金竜ラーメン。
ニンニクとトンコツとホルモンの匂いに浸って、
楽しい一日でした。

さあ、私も今日からまた三日間、またパソコン机の一部。
次の締切りは年明けだけど、年を越したくない仕事もある。
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