今夏、『蝮の舌』フランス版

団鬼六賞を受賞した『蝮の舌』が、今年、フランスで刊行されます。
タイトルは『Langue de vipere』。
「ラング・ド・ヴィペーレ」という発音でしょうか。
ちなみにお菓子のラング・ド・シャは「猫の舌」という意味だそう。
箏を奏でる女性の後ろで、絡み合うハブとマングース。
シュール。可愛い。ハブ悲惨。
出版元はAtelier Akatombo社。
夏が近づいたら、改めて詳細をお知らせします。
すでに出版されている文庫版とKindle版も、
ぜひ読んでください。
イースト・プレス悦文庫版

Aubebooks Kindle版

さて、もうすぐまた上京予定なのですが、
桜の季節の東京は、ホテルを探すのがすごく大変……
と思っていたら、最近は東京オリンピックに向けて、
外国人観光客を見込んでの宿泊施設が
たくさんつくられているみたい。
こういった建物、オリンピック後も活用できればいいですね。
第二次ベビーブーム世代の私の学生時代は、
塾や予備校が次々とつくられていましたが、
私たちの世代が去った後は、ホテルにする前提で
建てられたものも多く、
模擬試験で行った会場はどこも、大理石風の柱が聳え立ち、
シャンデリアが煌めいていたものでした。

久しぶりの日本酒家呑み。
お取り寄せした熊本の美少年。
ラベルの格好良さに絶句。