オプション技

世の中には、100度以上の揚げ油に指を浸けても平気な料理職人さんがいたりして、プロになると体質が変わるのか、それとも元々そういう体質なのかなと、彼らのオプション技に驚くしかないのですが、この前、某撮影現場でお会いした照明さんも凄かったです。

スタジオのコンセントを見て、「これ生きてんのかな〜」と、指を舐めてちょっと付けて、「うん、生きてる、生きてる」
え、いまビリッとするかどうかで確かめた・・・?

その方、以前は4000ボルトの電圧のある器具を誤作動させてしまい、ドカンと殴られたような衝撃を受けて、一瞬、気が遠くなったそうですが、
「でもそのまま仕事続けたよ。ちょっと体調が悪かったけど、翌日には治ったし。4000ボルトだから体が弾かれて良かったんだよね。もっと低かったら、逆に感電したままくっついてしまうからね〜」

そんな「電気はお友達」的な武勇伝をたくさん聞かされ、私のほうは自宅の洗面台など、濡れた手でうっかり触りそうなコンセントが怖くなりました。
人は場合によっては、100ボルトでも感電死してしまうんですよ・・・

そういえば子供の頃、高いところに昇るのが好きな馬鹿な子だったのですが、建設中のビルの作業場を、命綱もつけずに悠々と歩き回る鳶職人さんたちを見て、自分はあんなことやっちゃいけないと、ひとつ学んだものでした。
到底叶わない人たちの凄さを目の当たりにすることで、己の足りなさを自覚し、謙虚に危険を把握します。

絶対、真似できない。でもちょっと羨ましい。
物書きとか奈良人とか、私のカテゴリで体得できるオプション技って、なにかあるかな・・・
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