七夕。近鉄奈良駅の付近は七夕飾りで賑やか。昨日は餅飯殿(もちいど)の「和食ダイニング拓」で、友人と昼飲み。食事以外はセルフサービスで、お酒も店内の冷蔵庫から好きな瓶を取って自分で注ぐスタイル。お猪口たちを見るだけでワクワクします。生ビール小に、ミモレットと帆立貝柱と冷奴で準備運動。早速、風の森。奈良のほんのり発泡した日本酒です。他県の人で、奈良に来たら絶対にこれを飲む、飲まずに帰れない、という人は...
近鉄奈良駅の付近は七夕飾りで賑やか。
昨日は餅飯殿(もちいど)の「和食ダイニング拓」で、友人と昼飲み。

食事以外はセルフサービスで、お酒も店内の冷蔵庫から好きな瓶を取って自分で注ぐスタイル。
お猪口たちを見るだけでワクワクします。

生ビール小に、ミモレットと帆立貝柱と冷奴で準備運動。

早速、風の森。
奈良のほんのり発泡した日本酒です。
他県の人で、奈良に来たら絶対にこれを飲む、飲まずに帰れない、という人は多いです。

海鮮も新鮮で美味しいお店。

大好きな高知の酔鯨。
抱きしめて寝たいくらい好き。
暑い日に冷やで飲むと、ああ、夏だなぁ、と幸せになります。

愛媛の一刀両断。
初めて飲みました。おー、辛口ですがさらりとした味わい。

店員さんに「わさびも美味しいです」と言ったら、サービスで小皿に盛ってくださいました。
ピリリと甘みが同居しておて、いくらでもぱくぱくいただきます。

こちらも初めて。山形の山法師。
さすが米どころのお酒。
ほのかな酸味が心地いいです。
謙信みたいに、梅干しか塩だけでゆっくり味わいたい。
この後、どっしりとした青森の田酒やだし巻き卵などもいただいて、
楽しい七夕の昼下がりでした。
そういえば、大昔から七夕に素麺を食べる、という習わしがあるのだとか。
素麺は奈良時代に中国から伝来した頃は、揚げパンのようなお菓子で、
鎌倉時代くらいに、いまのような麺状になったそうです。
奈良人にとって素麺は郷土料理ですが、東京で初めて食べた冷麦の美味しさにも感動しました。
どちらも全国で食べられているものだけど、東京で素麺を出しているお店は少なく、
奈良では冷麦がスーパーにもあまり置かれていないんですね。
原料は両者とも同じ小麦粉と塩と水で、素麺は太さが直径1.3mm以内、
冷や麦は直径1.3〜1.7mm未満のものだそうで。
ちなみに直径1.7mm以上の麺はうどん。
太さの違いだけで、味わいに違いが出るものですね。
私は太さが1.7mm前後あってどれとも呼べない、徳島の半田めんも大好きです。
今年も夏の味をたっぷりいただきましょう。
(冬は冬で、正月に飲む酔鯨サイコー、とか言っていますが)